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【報告】安倍政権の暴走止めよう!自衛隊は戦場に行くな!10.19国会議員会館前集会に6000人が参加

2016年10月20日

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安保関連法=戦争法が強行採決された昨年の9月19日から1年1か月目となる10月19日、国会議員会館前で、安倍政権の暴走止めよう!自衛隊は戦場へ行くな!国会議員会館前集会が開催され、6000人が参加しました。

集会は、憲法共同センターの山本叔子さんの司会で進行。戦争をさせない1000人委員会の山本圭介さんのコールで始まりました。政党を代表して民進党の近藤昭一衆議院議員、社民党の福島瑞穂参議院議員、会派「沖縄の風」の糸数慶子参議院議員、共産党の穀田恵二衆議院議員が挨拶。それぞれ、南スーダンへの自衛隊の派兵に反対するとともに、新潟県知事選での勝利を踏まえ、安倍政権打倒へともにたたかう決意を述べました。

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次に、主催3団体の代表が発言。まず戦争をさせない1000人委員会の内田雅敏事務局長が挨拶し、「私たちの安倍政権とのたたかいは、アジアの民衆との共闘であり、あの戦争で不合・無念の死を強いられた、日本とアジアの戦争犠牲者との共闘であり、私たちの子どもや孫、まだ生まれていない子どもたちの未来との共闘だ。この三つの共闘を貫徹しよう」と呼びかけました。

また、9条を壊すな!実行委員会の高田健さんは「東京10区と福岡6区の衆院補選は厳しい情勢だ。しかし、新潟県知事選挙でも厳しい中、努力の結果勝ち取ることができた。厳しいからといって、決してあきらめるわけにはいかない。安倍政権の暴走とのたたかいを全国津々浦でやり抜き、安倍政権を追い詰めよう」と訴えました。

憲法共同センターの船尾遼さんは「立憲主義を無視し民意をないがしろにし、国民の命を顧みない安倍政権は一刻も早く退陣してもらおう。野党と市民とが共闘すれば不可能はない。戦争法を撤回させ、平和な日本であると世界に誇れるその日まで、ともにたたかいましょう」と呼びかけました。

次に、各運動団体から連帯の挨拶を受けました。

雇用共同アクションの岩崎貞明さんは、電通の過労自殺事件を取り上げながら、企業側の無責任な雇用管理の中で低賃金、長時間労働が蔓延しているのが日本企業の実態だ。安倍政権が計画している労働法制の改悪阻止のためともにたたかおう」と呼びかけました。

TPP阻止国民会議から元農林水産大臣の山田正彦さんは「安倍政権はTPPを強行採決すると明言している。絶対に成立させてはならない。沖縄の高江も戦争法もTPPも根っこは同じだ。ともにたたかいましょう」と訴えました。

一坪反戦地主会関東ブロックの木村辰彦さんは、沖縄の高江の無法違法な機動隊の横暴に触れながら、「沖縄と本土が手を結び、辺野古基地建設を止め、高江のヘリパッド建設を止め、安倍政権の暴走を止めるたたかいを共にやり抜こう」と訴えました。

日本国際ボランティアセンターの谷山博史さんは、南スーダンの現地の情勢について触れ「現地では簡単に人が殺されている。明らかに紛争状態だ。武力で国際貢献するのではなく、中立的な立場で人道支援・国作り支援に徹すべきだ。」と提起しました。

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最後に、9条を壊すな!実行委員会の筑紫建彦さんが今後の行動提起を行いました。

① 防衛庁要請行動・南スーダンへの自衛隊派兵に反対する要請。
② 駆けつけ警護等の新任務付与のための閣議決定への抗議行動。閣議決定日の朝7時45分から行う。
③ 国会傍聴行動・憲法調査会への傍聴行動。
(以上3点については日程未確定です。決まり次第お知らせいたします)
④ 10月30日(日)南スーダン派遣反対の青森現地行動。
⑤ 11月19日(土)14時から、議員会館前での総がかり行動。
⑥ 12月10日(土)13時30分から、沖縄連帯の日比谷野音集会とデモ。

以上の行動を提起するとともに、沖縄の基地建設反対統一署名へのとりくみを呼びかけました。そして、ささやかれている解散総選挙をみすえ、あらゆる行動に全力を傾けることを訴えました。